預言書としての詩篇(から始まって、今や、様々)

愛される詩篇。その麗しさだけでなく、嘆き、呻きも共感を呼ぶが、預言書としての深い真実があることを解きほぐす。そのほか、つれづれに。

拡散依頼

日本は、政府の無能のせいで、国民が不安に駆られ、悲壮感に押し潰され、個人事業主や中小企業が潰される。
自粛要請と現金支援はセットだ。
「食わせてくれるなら、安心して自粛する」と誰もが言うだろう。


以下、拡散依頼を受けてFBから転載。(下線は、原文にはありませんが、わかりやすくするために付けました)


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Eiko Ishikawa
3月30日 6:44
どうも、ニューヨーク情報は、実際とは違う形として日本へは伝わっているようです。死者は増えているし、感染者も増えています。しかし街に悲壮感はありません


ゴーストタウン化していて、景色は異様ですが、それは外観のことです。ニューヨーク自体はある意味、正常で心身ともに健康状態だと言えます。


Stay Home (自宅待機)
Stop The Spread (感染阻止)
Save Lives (救命)
これが、提唱されている、誰でもわかり、実行しやすいことです。


具体的には、20秒の手洗い、アルコール消毒は、日本と同じですが、
最優先されるのが、6フィート (180 cm) のソーシャル・ディスタンシング(社会的・距離をおく)。
路上ですれ違う人、店内での客同士、電車の中、バスの中での間隔ですが、徹底されています。
この6フィートと、不要不急の外出を控える、という誰でもわかるやり方は、実行しやすく、強制感がありません。


アメリカでは、感染者の数え方が違います。街の規模、国の人口、によって、ウチの方が少ないだの多いだの・・とは、一概には言えないので、感染者数が倍になるまで何日かかったか?という数え方をしています。
ニューヨークでは、シャットダウンによって(ロックダウンではありません)、対策をガラリと変えた13日の金曜日から三週間、経ちました。


1週目は感染者が倍になるのに、2日。2週目は3日、3週目は4日です。まだ上昇しているので、ピークはまだ先ですが、カーブをイメージすると、緩やかに曲線を描いています。
みんなの『6フィート、自宅待機』のお陰でしょう。時間はかかるけれど、自然にピークを迎えた後は下降線を辿ります。


安倍首相が、ピークを遅く、低くすると言っていますが、何の方策もなく、どうやって低くできるのでしょう。手で曲線を押しつぶそうとでも?


ちなみに手を洗っても曲線は低くなりません。罹患した人の8割が軽症だから、発症していない人が知らずに、ウイルスをバラ撒いているかもしれないのです。


13日の金曜日までに、野球、バスケット、オペラ、クラシック、ミュージカル、映画館、動物園と、人が集まる催し物は、ことごとくキャンセルされました。ノン・エセンシャル(必要不可欠ではない)ビジネスが、すべて止まったのです。
市長は経済効果よりも、命を優先しました。


1週目、レストランをすべて閉鎖、食料関係はエセンシャル・ビジネスですが、人が集まらずに配給できるようデリバリーとピックアップに移行しました
1週目によく聞いた言葉は、クヮランティン(隔離)。これは重篤患者を、隔離するだけでなく、セルフ・クヮランティン(自己隔離)も勧められました。
罹っても80%の人が軽症なので、医療崩壊を避けるためです。


市長は、日用品は1週間分、用意しておけば大丈夫、と言って、本当にその通り、2週目にはあちこちで、補塡されました


2週目、感染者が出た学校だけが、閉鎖だったのを、全部閉めるために、1週目に、教師たちはリモート教育のレクチャーを受け、学校閉鎖とともに、給食は校門前で、取りに来る生徒に配られました


政府に権限を与えてはいけません。ニューヨークのように、対策は自治体が権限を持ち、街を運営しないと、徹底的な対策は取れません
日本全国の学校閉鎖がいい例です。感染者が出ていない県まで、一律に閉じてしまうのは、無意味でした
安部首相が好きな、『地球を俯瞰する外交』ですが、政治は、国内でも俯瞰でやってはいけません。死に直面し助けなくてはならない人は、足元にいます。俯瞰でいくら見ても、和牛商品券しか、思いつかないでしょう。


デブラジオ市長と、クオモ知事が交互にテレビから、何が現場で必要か、何を国へ訴えるか、逐一放送しています。いつ寝ているんだろうか、と思うほど、東日本の時の『枝野、寝ろ』のようです。


クオモ知事は、『人工呼吸器、人工呼吸器、人口呼吸器』と連呼して、ホワイトハウスから人工呼吸器を得ました。それでも医療用品が圧倒的に足りないので、訴え続けています。


小池知事はどこの知事なのでしょう。ありもしない感染爆発が来るなどと、オーバーシュートなんて、和製英語を出して、重要局面だとか、瀬戸際だとか、何も対策せず、国民の手洗いとアルコール消毒だけでは、スプロールは避けられません。


安部首相も10日以内に考えるなんて、悠長なことを言っている間に、日本人全員罹患してしまいます。Covit-19 は、まだ免疫ができるかどうかわかっていません。だからワクチンが作れないのです。免疫ができないのに、ワクチンを打ったら、それこそ感染爆発を人工的に起こすことになります。


3週目、シャットダウンから2週間、潜伏期間が過ぎたので、今は、軽症でも自分が人にうつす可能性が出て来た訳です。エセンシャル・ワーカーの通勤のためと、ドライバーを守るために、バスは無料となり、地下鉄のメトロカードの寄付も、募っています。今までは自主的だったソーシャル・ディスタンシングに従わず、バスケットやったり、する人には、500ドルの罰金が課されることになりました。


丁度、軽症の人の気が緩む時だからです。
そして3週目の最後に、命を賭けて市民のために働いてくれるエセンシャル・ウォーカー(グロサリーの店員、ファーマシーの店員、インターネットのブロバイダー、トラックの運転手さん、建設業・・・災害時に最初に駆け付けるファースト・レスポンダーである救助隊、救命隊、消防士、警察)へ、みんなで声をかけ、感謝を表そう・・という運動が沸き起こりました。


だから街は、不安に駆られたり、暗くなったりはしていないのです
ウチは隣の人が、『ビッグショッピングをするから、必要なものがあったら言って?』と電話かけて来ました。多くの一人暮らしや二人暮らしの友達と、全米にわたって、生存確認をしています。

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