預言書としての詩篇(から始まって、今や、様々)

愛される詩篇。その麗しさだけでなく、嘆き、呻きも共感を呼ぶが、預言書としての深い真実があることを解きほぐす。そのほか、つれづれに。

何もかもが、異常?

きのうの夜10時からのNHKの、全国の廃線になった鉄道を懐かしむ、みたいな番組を見ていた。
すると、7分が過ぎたとき、突然画面の真ん中に大きな四角で囲った「地震情報」が現れて、「なんだ?」と思ってたら(すぐ消えるんだろうと思ってたら)、画面が切り替わって、スタジオからの報道になった。


震源地は千葉? 最大震度4を示す地域が2~3か所。周辺は震度2~1だから、まあ大したことはないはずだ。すぐ番組に戻るだろうと思っていた。
だが、様子がおかしい。


まず初めに異変に気付いたのは、スタジオでの用意が良すぎることだ。たった今起きたばかりの地震なのに、もうすでに、何もかも周到に用意されていたかのように小道具も揃っていて、まるで待っていたかのように、澱みなく、見事な解説をし出したのだ。
こ、これは、大地震からしばらくたった頃の「特集」番組か? と思うほどだった。ものすごい違和感だった。


しかも、さも大事件であるかのように、各地のNHKの記者に電話でつなぐ。「それでは、震度2を記録した〇〇の△△さん、そちらはいかがですか? 今、安全な所におられますか?」って。


確かに、東日本大震災以降、ナーバスになっているとはいえ、震度2って、そんなの、へたしたら「え? 今地震あった?」って言う人もいるくらいの、しょっちゅう、どこででも起きてるレベルのもののはずだ。なんでそんなに大騒ぎしてるんだ? と思ってると、ついに、その鉄道番組はつぶされた。その枠をすべて使っての地震中継だ。


これは、なに?
それと同時に、Wi-Fiがつながらなくなった。
ルーターの再起動を繰り返すが、復旧しない。
しばらくして、どうやら通信障害が起きてることが分かった。
たった震度4の地震で?
たった震度4って言うと、「地震なめるな!」とか言われそうだが、なめてなんかいない。どんなに恐ろしいかぐらい知ってる。福島で体験してるし、阪神大震災の時も大阪にいたし、奥尻島の大地震の時も札幌にいた。
それは抜きにしても、3とか4なんて、日常茶飯事、驚くほどのことでもなんでもなかった。それが、2011年3月11日以前の福島での生活の中での感覚だった。
だから警戒の基準が下がったんだ、と言えばそうなのかもしれないが、いくらなんでも、2で大慌てってのは、度が過ぎると思える。


怪しい。
めちゃくちゃ怪しい。


その2~3日前、総理は緊急事態宣言の延長と、緊急事態条項を憲法に盛り込む旨の発言をした――政治というのは、大抵の場合、恐れていた通りになる。でなきゃ、戦争なんて起きないはずだ。アメリカなんて、大統領が白昼堂々、衆目の中、暗殺されたんだから。有り得ない! はずのことが起こる――
さて、その憲法改変案の中には、緊急事態時の人権の停止が盛り込まれている。
人権が停止されるということは、そのとき、人は人でなくなるということだ。
それを憲法に定めようとは、なんたる暴挙。
憲法は国民を守るため(すなわち、権力者・政治家の暴走を防ぐため)のものなのに、その憲法で国民を縛ろうという、本末転倒も甚だしい醜さ、おぞましい限りだ。


話を戻して、昨日の地震は、異様だ。
いや、地震としては、どうってことのない規模のものだが、異様さは際立っていた。


緊急事態感の演出なのか。
Wi-Fiも落ちて、さあ、どうする? 頼みのネットも使えないよ? さあ、あとは政府に任せなさい、言う通りにしなさい、逆らうな、黙って自粛しろ、あくまでも自己責任で、な。政府はカネ出さないよ。そのための自粛「要請」なんだからな。ははは、人権? 無いよ? そんなの。緊急事態なんだから……ってやるための下地作りか? と勘ぐる。


だとしたら、NHKの準備の良さも納得できる。予定通りだったのか。人工地震か?
「苦しい時の芸能人逮捕騒ぎ」
みたいに、世間の目をそらすためには何でもやる。
コロナ渦の裏でこっそり、おかしな法案を進める。


異常さに満ちてる。

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