預言書としての詩篇(から始まって、今や、様々)

愛される詩篇。その麗しさだけでなく、嘆き、呻きも共感を呼ぶが、預言書としての深い真実があることを解きほぐす。そのほか、つれづれに。

探して、見つけて、当てはめてはいけない

「7.14の祈り」ってのが、新型コロナと共に流行ってるらしい。
なんでも、毎日、午前7時14分と、午後7時14分に、世界のクリスチャンが新型コロナの終息のために祈るんだそうだ。


祈って悪かない。


ただ、なんで7.14か。
第二歴代誌7:13~14が根拠だという。
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7:13 もし、わたしが天を閉ざしたため雨が降らなくなった場合、また、いなごに命じてこの地を食い尽くさせた場合、また、もし、わたしの民に対して疫病を送った場合、
7:14 わたしの名を呼び求めているわたしの民がみずからへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう。
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確かに、疫病という言葉は出てくる。
けど、13節の言葉は、「神が、ご自身の民を裁く場合」のことであり、
その様なときには「悔い改めよ」というのが14節であって、
今の新型コロナのこととは全然関係ないですから。


文脈無視



聖書は、
「神が何を言いたいのか」を読み取るためのもので、
「自分が言いたいことに丁度いい言葉を探すため」のものではない。

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