預言書としての詩篇(から始まって、今や、様々)

愛される詩篇。その麗しさだけでなく、嘆き、呻きも共感を呼ぶが、預言書としての深い真実があることを解きほぐす。そのほか、つれづれに。

信仰のブログ記事

信仰(ムラゴンブログ全体)
  • 大変な一日でした

    きのうの朝はクリスマス記念礼拝で、午後は祝会。その祝会を途中で抜け出して、葬儀の司式へ。日曜日という事もあり、道路は大混雑で、もともと「ギリギリにしか来れない」と斎場には伝えていたものの、5分ほど遅れて到着。「牧師様到着です!」と斎場の職員さんたちが色めき立つ。火葬場の最終受付に間に合わせるために... 続きをみる

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  • キリエ エレイソン!

    今晩急遽、逝去の連絡が入りました。24時間以上置いてからの葬儀〜火葬となりますが、月曜は「福島原発事故被害救済九州訴訟」の結審の日で、原告団長として最終弁論をしなければならず、火曜も外せない予定があり、そうすると可能なのは日曜のクリスマス礼拝の後、午後からとならざるを得ないので、、、。うわあ 9月... 続きをみる

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  • まだ生きてます

    10月に全国発売された拙著『苦しくならない聖書の本』~福音の真理・命を守りたくて~(玄武書房) アマゾン売れ筋ランキングで、2つランクが上がったとか、7つ上がったとかは普通にあるが、当然ながら徐々に落ちて行く。そりゃあ毎日、新しい本が発売されるんだから古いのは押しのけられていく。そしてとうとう14... 続きをみる

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  • 「メリークリスマス」は死語となる

    キリスト教国と思われているアメリカでは、ずいぶん前から「メリークリスマス」という挨拶をやめようという「脱キリスト教」の動きが起きている。ほかにも、学校に聖書を持ってきてはいけないと決められたり、その動きは止まらない。それは、多民族国家ゆえに、宗教も多様で、一つの価値観を全員に押し付ける事が出来なく... 続きをみる

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  • キリストはどこにいるのか(雅歌1:5~8)

     「あなたがこれを知らないのなら山羊を飼え」(8節)という不思議。  「あなた」(女の中で最も美しい人=神の目に高価で尊いとされた信仰者)は何を知らないのか。それは「羊飼い(キリスト)の居所」である(7節)。主の牧場はどこなのか、どこで命の水を飲ませて頂けるのかを見失っているのである。同時に、自ら... 続きをみる

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  • 最も美しいって、私がか?(雅歌1:1~4)

     雅歌とは、歌の中で最も優れた歌という事だが、何がそんなに良いのか。一読すると単なる恋文のように思える。視点もコロコロ変わるし、意味不明な文もある。これ位なら簡単に書けると言う詩人もいるかもしれない。しかし、雅歌の素晴らしさは技巧的な良し悪しにあるのではない。誰に対するどの様な愛を歌っているのかが... 続きをみる

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  • 手抜き禁止?(申命記6:4~5)

     モーセは「絶対忘れないように」と念を押して教えた。そして、これが「一番大切な戒め」だと主は言われた。それ程に大切だという事は、それ程に実行が難しいという事でもあると言える。何故なら、放って置いても自然に出来る事ならわざわざ戒める必要が無いし、大事な事に限って、無理にでもさせなきゃやろうとしない、... 続きをみる

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  • 球体の影は、四角にはならない!(イザヤ40:28~31)

     モーセは詩篇90で「人の齢はせいぜい80年」と言っているのに、何故か「モーセの様に自分も80から」と信じ込む人がいる。確かにイザヤも「主を待ち望む者は新しく力を得る。疲れない」と、老化を否定するような事を言っているが、「新しい力」とは何なのかが問題だ。  「旧約は影(シルエット)で、新約はその実... 続きをみる

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  • 静かに待て(イザヤ30:15)

     イスラエルが望まなかったもの、それは「立ち返って静かにする事」だ。「そうすれば救われる」と神が仰せられるというのに、である。「立ち返って静かに…」は難しい事なのだろうか。具体的には「立ち返って」は「悔い改めて」である。問題は次の「静かにすれば」だが、悔い改めたクリスチャンでも「騒がしい」人は地獄... 続きをみる

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  • 言い伝えではなく、神の言う事を(イザヤ59:19~21)

     終末的メシア預言であるイザヤ書は、神と人との関係の回復を教えるものである。神との関係の回復…その為には人間の罪を処分する事が必要だ。ゆえに神は民の悪を裁かなければならない。その様な文脈の中で語られているのがこの箇所であり、その為にイスラエルを裁くというのが18節だ。それを見て、イスラエルを攻撃し... 続きをみる

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  • だから、違うって(ミカ4:1~4)

     終わりの日には、多くの異邦人が御言葉を求めてエルサレムに来て平和に暮らすという。同じ事がイザヤ2:2~4にも預言されているのだから間違いなくこれは「世の終わりの大リバイバルの預言」だとする向きもある。それでは続くミカ4:5に『まことに、すべての国々の民は、おのおの自分の神の名によって歩む』とある... 続きをみる

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  • 本当の癒し(イザヤ61:1~3)

     主はナザレで安息日に礼拝の中でこのイザヤ書を朗読し「今日、この御言葉が実現した」(ルカ4:21)と言われた。メシア預言の成就である。そして主は、そこに記された通り、福音を伝え、癒し、人々を罪と死から解放し自由を与えられた。それが救い主の使命だからだ。  使命と言えば十字架だが、その直接的な預言は... 続きをみる

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  • するって言うのにスルーする?(出エジプト3:7~12)

     イスラエルをエジプトから解放させよ、との重責を受けたモーセ。それ程に神に信頼されていたのだなと思うが、彼は遠回しに断り続ける。神は怒り、モーセを殺そうとさえする。モーセの何がいけなかったのか。それは、神が「私がする」と言うのに、モーセが「無理」と決め付けた事である。確かに、モーセ自身にはエジプト... 続きをみる

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  • 知ってるけど、知らないなら(Ⅰサムエル3:1~10)

     少年サムエルは主の宮で仕えていたのに、自分を呼ぶ主の声に気付かなかった。それは「まだ主を知らなかったから」だという。どういう事か。それは例えば、クリスチャンも「イエスが主である」事を知っている。主が「休ませてあげる」と言われた事も。しかし、主の元(教会)で重荷を降ろす事が出来ていない(疲れ果てて... 続きをみる

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  • いつも、急に。

    いつもそうですが、急きょ、葬儀が入りました。 しかも今回は遠方なので、2~3日、更新が滞ります。

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  • 曲がってるほうが良い…!(伝道者の書7:13)

     神は正しいお方、神の内には暗い所が少しも無い、人間は真実ではなくても神は真実、偽りを言う事が無い、と聖書は言う。しかし聖書を見ると神は至る所で「曲がった事(正しくないと思える事)」をなさっておられる。例えば、主がヨハネから水のバプテスマを受けた事。罪の無い神の御子が何故「悔い改めのバプテスマ」を... 続きをみる

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  • 死人が生き返るより、もっと!(ヨブ記42:7~17)

     罪を隠しているから災いに遭うのだ(すなわち、正しい信仰者は繁栄する)とヨブを責める友人達に、「真実ではない」と神は言われた。  ヨブは彼らの為にとりなして祈った。すると、その時からヨブへの神の祝福が始まったという所に目を留めたい。「真理の書」と呼ばれるヨブ記、詩篇、箴言だが、例えば詩篇109:1... 続きをみる

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  • 医者じゃない!(レビ記13:9~13)

     皮膚に異常のある人を祭司が調べて、それがツァラアト(らい病の症状を含む重い皮膚病、NIVでは伝染性皮膚病)だと分かれば「けがれている」と宣言するのだが、紛らわしい場合は7日間隔離して、その後調べ直す。そのような処置は衛生的に妥当だと思われる。所が、「けがれている」と宣言された伝染病の患者を隔離す... 続きをみる

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  • 続・毒じゃない!(創世記2:8~9、15~17)

     「食べてはいけないものを何故、わざわざ園の真ん中に生やしたのか」 それが多くの人の素朴な疑問だ。結果、人は、その実を食べてしまったのだから、ほら見たことか、と言うところかもしれない。が、しかし、見落としてはならない。蛇が惑わすまでは、その木は人にとって何の誘惑にも躓きの石にもなっていない。目もく... 続きをみる

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  • 「名前のいらない神」の御名(出エジプト3:13~14)

     名前というものは他者との区別の為にある。その点、神は唯一なのだから、本来なら名前を付ける必要は無い。だが、いつの間にやら人間は偶像を作り、それらをも神と呼ぶようになった。  そこでモーセは、「どの神なのか」と聞かれたら何と答えたらいいですか、と真の神に尋ねた。その時、神は「『わたしは在る』という... 続きをみる

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  • 順番が違うのよ!(創世記9:1~7)

     ノアは、約100年かけて箱舟を作った。その間、人々はノアから伝道されていたらしいことが伺える(Ⅱペテロ2:5参照)。もしかしたら当初には、信じた人もいたかもしれない。しかし、100年もの間、ノアが語ったことは何も起きなかった。信じていた人もその内、愛想を尽かして離れて行ったのだろう。結果的には、... 続きをみる

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  • まぼろし(箴言29:18)

     「幻」は、英語では「ビジョン」である。それは、将来の計画とか目標、あるいは理想像というような意味合いで使われることが多い。しかし、ここで聖書が教える「幻」は、そのようなものではない。勿論、単なる夢や幻覚などではない。神から与えられた重要な意味のあるものである。それは、使徒18:9に、『ある夜、主... 続きをみる

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  • かえれ、帰れ、還れ。(イザヤ55:6~13)

     神に帰れ、とイザヤは言った。神を信じるということは、何か異常な別の世界に行ってしまうことではない。それは元に戻ること、人間の本来あるべき姿(初めの人間が罪を犯す前の、エデンの園にいた、神の愛と守りの中にある幸いな状態)に還ることなのだ。  その「帰る場所」が無い(知らない)ということは、迷子と同... 続きをみる

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  • Revisit? No, Brush Up(ホセア6:6)

     神は『誠実を喜ぶが、いけにえは喜ばない』とは、どういうことか。主イエスも、『行って、学んで来なさい』と言われた。  ホセア6:1~3で、イスラエルの「悔い改めの言葉」を見る。表面上は、立派な言葉が並んでいる。しかし神は、続く4節で、誠実ではない、とイスラエルを非難する。何故なら、それは、本気の悔... 続きをみる

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  • 知らなくてもいい事がある(創世記2:15~17)

     教会に来て、聖書の教えを聞き、「神の言葉に従うのが良い事で、従わないのは悪い事だ」と、私達は知った。そして主イエスを信じて救われたのだから、何が善で何が悪かを知る事は「良い事だ」と言えるかもしれない。では、アダムとエバも、善悪を知る知識の木の実を食べて、何が善で何が悪かを知ったなら、それで良いの... 続きをみる

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  • 毒じゃない!(創世記1:26~28)

     アダムとエバは、神の言葉を正しく理解していなかったゆえに、蛇に誤魔化され、罪を犯してしまった。その後、人は死ぬべき者となり、悪が満ち、全ての不幸が人の世に満ちた。その始まりは、御言葉の誤解である。それが諸悪の根源と言っても過言ではないだろう。  確かに、蛇はエバを欺いた。サタンは嘘つきであると聖... 続きをみる

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  • 自由だああ!(創世記1:26~28)

     造り主なる神は、人間を造り、自由意思を与えて下さった。それは、『人をご自身のかたちに創造された』、すなわち、「神の御性質に似せて造られた」という御言葉によって裏付けられる。何故なら、当然、神には自由意思があり、ご自身で「こうしよう」と思い、天地を創造されたのであり、その神の御性質に似せて造られた... 続きをみる

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  • カネか平和か(箴言17:1~3)

     「裕福で争いがある」より、「貧しくても平和」が良い、と聖書は言う。それに対して、「アーメン」と言える心でありたいが、いざ本当に貧しくなればどうだろう。例えば、夕食にパン一切れしかないなら、その家庭(夫婦間)には争いが起きるかもしれない。それゆえに裕福を求めるわけだが、そこで逆にまた競争、争いが起... 続きをみる

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  • 逃げろ!(創世記19:15~29)

     主は、ソドムとゴモラを滅ぼそうとされた。その町に住んでいたロトとその家族は、ノアとは違って、決して「神の前に正しい」とは言えないが、主はロトを憐れみ、救い出そうとされ、『いのちがけで逃げなさい。この低地のどこででも立ち止まってはならない』と言われた。そのあたりの低地一帯は危険な領域だからであろう... 続きをみる

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  • 神は休まない!(創世記1:31~2:3)

     神は7日目に、全ての創造の業を休まれた。そして、その日を聖とされた。安息日に働いてはならない、という教えは、これに由来する。  しかし実際は、『父は今に至るまで働いておられます』と主が言われたように、神は休養を必要とするようなひ弱なお方ではないし、常に私達の祈りに耳を傾けておられるお方である。『... 続きをみる

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  • 計画は無駄?(箴言19:21)

     主のはかりごとだけがなる、と聖書は言う。では、主のはかりごと(神のご計画)は何か。それは、『災いではなく、将来と希望と平安を与える計画』(エレミヤ29:11)であり、『目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないものを備えている』(Ⅰコリント2:9)、... 続きをみる

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  • もうちょい旧約(伝道者の書7:16~18)

     快適さのためには、ゆとり、余裕、緩やかな部分、というものが欠かせない。車のハンドルで言えば、「あそび」が必要だということだ。服もそうであるように、厳密過ぎてもルーズ過ぎても不快となる。『過ぎたるは及ばざるがごとし』という言葉の通りだ。  さて聖書も、正し過ぎてはいけない、悪過ぎてもいけない、知恵... 続きをみる

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  • 詩篇も続きますが…(伝道者の書3:11~14)

     神のなさることは全て時にかなって美しい……はずであるが、つい、「神様、何故ですか!」「どうしてですか!」「まだですか!」と不平をこぼしてしまいやすい。時には、神様に見放されたと感じることもあるかもしれない。それは、聖書が言うように、神のなさることを初めから終わりまで見極めることなど出来ないのだか... 続きをみる

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  • 少し趣向を変えて旧約をランダムに(ホセア6章)

     1~3節のイスラエルの悔い改めの言葉は、本気ではなく、その場しのぎのお題目である。神は、そんないけにえより、誠実を喜ぶ(つまり、全焼のいけにえより、神を知ることを喜ぶ)。  本当の信仰者は、神を知っている。私達は、神を信じるだけでなく、知ることが必要だ。  勿論、見ずに信じる者は幸いである。私達... 続きをみる

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  • 売れ筋ランキング健闘中!

    昨日発売開始された『苦しくならない聖書の本』 ~福音の真理・命を守りたくて~ アマゾンの売れ筋ランキングで、瞬間最大風速を記録した。 6位! 今は20位台にいるが、巻き返したい。

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  • 本日、絶賛の中、発売開始!

    『苦しくならない聖書の本』~福音の真理・命を守りたくて~ 本日発売開始です! ただいまアマゾンのランキング22位。 皆様是非、応援お願いいたします! アマゾンのサイトで「聖書」「本」で検索するとすぐ出ます。 以下は出版者様のFBでの紹介です。

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  • アマゾンで本日予約開始!

    本のタイトルは、 『苦しくならない聖書の本』 ~福音の真理・命を守りたくて~ (著者:金本友孝) 玄武書房 アマゾンの検索で「聖書」「本」を入力して現れた中から上記の本を購入して頂くと、ランキングが上がる可能性があるそうです。 よろしくお願いいたします! これを機にハンドルネームをPTKから本名に... 続きをみる

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  • 10月1日発売決定!

     かねてからお知らせしている新しい本の刊行が10月1日と決まりました。  まもなく、アマゾンのページが出る予定ですので、その際、本のタイトルと表紙、そしてアマゾンのページのリンクを貼ります。  過去に2冊、キリスト教出版社の「I社」から私の本が出版されています。それは2冊とも「自叙伝」(前編と後編... 続きをみる

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  • R.I.P.

    急性白血病で入院していた妻の母が昨日、天に帰った。 苦しまずに天国に行きたい、と願って、緩和ケア病棟に入院して約2週間。 あっという間だった。 少しは苦しみもあったろうとは思うが、それが長く続かずに済んだことが慰めだと思う。 さすがに娘(私の妻)にとっては寂しく辛いことだ。 妻が泣くのを見るのが私... 続きをみる

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  • 感涙必至

    妻の母が急性白血病で入院した。 当初の見立てでは、余命数日~数週間か、とも。 そこまでではないかも、とのことだが、 治療という段階を一足飛びに緩和ケア病棟に。 勿論、神は全能ではある。 しかし、癒し・奇跡を求めて足掻き苦しむより、緩和ケアで快適に、喜びつつ天国への備えをすることを即断した。それは信... 続きをみる

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