預言書としての詩篇(から始まって、今や、様々)の新着ブログ記事
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神の民も弱者も苦しめ殺す、そんな悪者への報復を詩人は神に願うが、その悪者は異教徒ではない。真の神を知っていながら神を侮る者だ(7節)。そこで詩人は怒りに満ちて言う(8節)。その言葉にある通り、悪者とは『民の中の間抜け者共』、すなわち、イスラエルの宗教指導者達なのである。主も彼らの事を「白く塗った... 続きをみる
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油断してたら、いつの間にか返り咲いていた。 前回から9日ぶりのランクイン。 1600位からーのー 64位。 もうちょっと早く気付いてたら、50位ぐらいだったかも。 一時間おきに更新されるから。 ということは、もちろん、これからグングン落ちていくんだけどね、いつものように。 それでも、一瞬でも、ラン... 続きをみる
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世の終わりの雰囲気を醸し出すのにうってつけの曲。 人造人間キカイダー ギルの笛の音 ハカイダーが登場するときにもこのメロディーが流れるのだが、そのアレンジが超絶かっこよかった。 ああ~、来た! もう終わりだあ! って感じが出まくりで。 探したけど見つからないので、笛の音だけ。 「悪魔の笛」
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今更ながら「レフト・ビハインド」を観た。聖書の教える「携挙」を題材とした映画だ。 世の終わりの時には、キリストを信じる者を災いから守る為に、一瞬にして天に引き上げるのだとされている。 勿論私も、牧師として、信じてはいるが、 恐ろしい映画だった。 まずは、世界中から沢山の人(クリスチャン)が消えた後... 続きをみる
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70歳になったら(11年後)、犬を飼いたい。 ネロみたいに、パトラッシュと一緒に、運命を共に出来そう。
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先週の土曜(14日)の写真を頂いた。(一つのマイクで語るので、私も一応、飛沫を防ぐ・エチケットのためにマスクをしております) このパレードの途中で、ある女子中学生が寄ってきて、列の一人に問いかけたらしい。 「原発って、何ですか?」 って。 「ショックだった」 と、問われた人は言っておられた。
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生業訴訟控訴審、勝訴!
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9年前の今日、午後2時46分。 福島県いわき市の自宅、その2階の小さな書斎でいつものように仕事をしていた。 平穏な日々のはずだった。 その数日前に前触れはあった。 だが、いつもの小さなもの、それだけで終わる、大したことにはならない、と思っていた。慣れっこになっていたとも言える。 しかし、3.11 ... 続きをみる
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主は王・支配者だ、力があるのだと言う。勿論だが、だからどうしろと言うのかが不明だ。何より、1節の4~5行目は新約聖書の教え(この世は崩れ去る)と一致しない。聖書にも誤りはあるということか。 いや、捉え所は4節(大自然の脅威を語る所)だ。つまり、人の力の及ばない存在・力というものを人は感じ、畏れ... 続きをみる
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というわけで、暴力的な自粛ムードの嵐の吹きすさぶ中、私達は、やります。 *屋外だし、多分100人以下だし(100人以下の集まりでコロナが感染する確率は、ほぼゼロ、との分析報告あり) 他のイベントが泣く泣く中止になって暇ができた方々、お近くなら、この際、来てみませんか。
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新型コロナウイルスで大騒ぎな今日この頃、皆様にはお変わりございませんでしょうか。 死亡率の高いお年寄りは放置して、感染率の低い子供に真っ先に学校一斉休校(要請)という頓珍漢と、要請に過ぎないのに右に倣えで、KYになるのを恐れて、小さな集会さえも、延期・中止の嵐の吹きすさぶ中において、このブログも、... 続きをみる
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いつごろからか、手の指が痛い。もう何年か経つ。 指先ではなく、指の関節そのものと、間接と関節の間の部分とかが。 特に、朝起きた時(つまり、寝ている間、ず~っと指を動かさない状態が続いた後)に 痛みが強く出て、「お~イタ」と指を揉む。 原因は、多分、あれ。 あれって? それは、 激しい運動をしていた... 続きをみる
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主に感謝するのは「良い事です」と1節にある。だから、出来るだけ感謝した方が良いという様な緩やかなお勧めではない。新共同訳では、主に感謝する事は「いかに楽しい事でしょう」である。 どんなに良い事(例えば、運動)も、辛いと感じるなら長続きはしない。しかし、主に感謝を捧げる事は楽しいのである。それも... 続きをみる
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そういえば、そのときの主任てのが実は同い年か一つ上? だったんだけど、やんちゃな人で、 えっと、何の話かと言うと、「おおらかな時代」という記事の流れです。 で、当時で22歳くらいかな、もう結婚して子供もいた。 ところがやんちゃで……それはさっきも言った。 大して自由になる金もないはずなのに、車を衝... 続きをみる
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91って、とんでもない。伊代はまだ19……? あれ? 16だったか。(センチメンタルジャーニー) 年齢の話ではなくって、 すごく難しい聖書個所に取り組んでるって話なのだが、 これがなかなか難しい。 いろんな翻訳の聖書、何冊もの注解書、聖霊による悟り、などに頼って読み解こうとするが、まだ謎が……。 ... 続きをみる
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いやあ、昨日は参った。 早く帰るつもりが最終電車。しかも、途中で20分くらい電車止まるし。なにやら、気分の悪くなった乗客がいて、救急車を呼んでるから、とか。う~ん、たぶん、酔っ払いだと思うけどなあ。あ、いやもしかして、急性アルコール中毒だったらやばいしね。お、聞こえてきた聞こえてきた、ピーポーピー... 続きをみる
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このブログを始めて7ヶ月しかならないけど、今のうちにタイトルを変えた方がいいのかもと思ったり。 「預言書としての詩篇」 なんとか持たそうと思って、それ以外のことも書いてはいるが、そもそも筆不精なので……(今、すごく頑張ってると思う) と言うか、もはや何のブログかわかんなくなってる感が。 例えば、↓... 続きをみる
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前にも書いたが、大抵は、お昼ご飯を食べずに仕事をしている。(そのせいで4時頃に疲れ果ててしまうこともあるけど) 食べても食べても太らないという人がいるらしい。 うらやましいことだ。 それに比べて、食べないのに瘦せないってのは、たまらん。 食べたくないわけじゃないのに我慢して食べないようにしてるのに... 続きをみる
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ここ数日のBGM(仕事しながら流す音楽)は1990年代のSavoy Brownだ。 確か1966年からだから、もう54年ずっと一つのバンドをやり続けている、それがKim Simmonds率いるSavoy Brownというブリティッシュブルースロックのバンドである。 勿論、メンバーは変わりまくって、... 続きをみる
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マンジュウウシャカ? マンジュウシャゲ? どっちだったっけ、ふと昔の歌謡曲(演歌?)のフレーズが浮かんできて、そのあとが分からなくて、 何故だか「愛のォ国ィ、ガンダ~ラ」って、繋いでしまった。 人は皆行きたがる遥かなる世界、ガンダーラ。 天国ちゃぁん?
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長年連れ添ったiPhoneとは別れたものの、文化の違う外国の若い女性を後妻にしたような(という表現は問題あり! と怒られそうだが)アンドロイドの操作に面食らい、初めてスマホを持ったお年寄りのようにアタフタするところから脱出して、ようやく使えるようになってきたところで、一目惚れしたはずのデュアルディ... 続きをみる
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主は、避け処、砦、あなたを救って下さるお方だと言う。その具体的な内容が4節以降であるが、これが、とてつもない。矢が飛んで来ても恐れないとか、病原菌をも寄せ付けない、みたいなことが言われている。私達は確かに、主を避け処としているが、それでも風邪をひくことくらいはあるし、矢が飛んで来たら平気ではいら... 続きをみる
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うそつけ、59歳でお肌ツルツルなんてあるか! というお叱りもなく、苦情も聞こえては来ませんが、2019年11月の写真をのせときます。ちょっとピンぼけなのがおしい。
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きのうは勢いでいらんこと(かどうかはわからないけど、とげのあること)を書いてしまったので消しました。
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熊本城、まだ工事中でした。 所々、石垣も崩れたままで、いや、むしろ、そのほうが戦国時代感が溢れてて良かったけど。不謹慎かもしれませんが。 懸賞で宿泊券が当たったので行ってきたのであります。ホテルニューオータニ系列の良いホテルに泊まれました。
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「人をちりに帰らせ」た神が「人の子らよ、帰れ」と言う。ちりになれ、滅びよ、という意味ではない。罪ゆえに死ぬ(ちりになる・土に戻る)者となった人間だから、神に帰れ(悔い改めよ)という事だ。永遠なる神こそ、帰るべき住まい(1節)なのである。その「帰る家」を持たないなら、人生は苦しく辛いものになってし... 続きをみる
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仕事をしながらいつも音楽を流している。その方が仕事がはかどるという説もあるし、手術中に音楽を流して集中力を高めるという医者もいるとかいないとか。 ただし、流す音楽には注意が必要だ。 自分の好きな音楽をかけると、仕事に集中どころか、聞き込んでしまうので、よくない。 もちろん、嫌いな音楽も神経を逆なで... 続きをみる
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「神は偉大」と誉め、「ダビデは凄い、誰も勝てない、神のダビデへの契約は変わらない」と称えるのが37節までの前半部分だが、後半(38節から)でいきなり「しかし」と雲行きが怪しくなる。油注がれていた(20節)はずのダビデを神は捨てたと言うのである。それが45節まで続く。「破らない」(34節)と約束さ... 続きをみる
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普段、昼ご飯は食べないし、必然的に昼休みも取らないでずっと仕事をしてる。 すると時々、疲れて、午後4時ぐらいにへこたれてしまうことがある。 今日がそれだ。 休憩してガッちゃんと遊ぼう。
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全体を通して、非常に暗く、沈痛な詩である。その様な嘆きの詩はダビデにも多々あった。だがダビデの場合、最後には信仰による希望で締めるのだが、この詩は最後まで絶望に満ちている。コラコラ、それでいいのか…と言いたくもなろう。 詩人は、自らを死人同然と言う。そして「神の憤りがとどまっている」(7節)と... 続きをみる
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神の都シオン(エルサレム)について『素晴らしい事が語られている』と言う。それは、イスラエルを苦しめていた敵国民が「エルサレムで生まれたものとみなされる」という事だ。一聴すると、あたかも、シオンこそ世界の中心(地球政府の首都)として神が選んだかのようだ。これを鵜呑みにすると「ユダヤ化を拒む者は滅ぼ... 続きをみる
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やりました! やった! こうでなくちゃ!
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パソコンが壊れて、新しいのを買ったのは良いものの、様々な機能が増えて、ドロップボックス、アイクラウド、ワンドライブ、グーグルドライブ…… どこに最新のファイルが入ってるのかわからなくなってしまった。😿
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嘆き祈るダビデ。一日中、何日も祈り続けるが神は答えてくれない。焦れる。が、同時に「必ず答えてくれる」という確信もあると記すダビデ(7節)。どっちなのか。8~10節を見ると、決して神を疑ってはいない。神の偉大さの前にへりくだって崇めている。それゆえに主の道を歩みます(11節)と言う。なのに嘆いてい... 続きをみる
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イスラエルにとっての大きな嘆きと悲しみであったバビロン捕囚から解放されて、詩人は喜びつつも、何故か「まだ救って下さらないのですか」と嘆き祈る。イスラエルは、赦され救われたのではないのか。神は、赦した振りをしただけなのか。もっと良い人間にならなければ救われないのか。いや、確かに神はイスラエルを赦し... 続きをみる
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創世記1章とヨハネ1章は共に、世の始まりについてを語る。だが、大事なのは、それが、どの様にして出来たのか(プロセス・メカニズム)ではなく、誰が造ったのか、だ。極端に言えば、神が造ったという事さえ分かればいいのである。所が「聖書は、書いてある通りそのまま信じろ」論者は、天地創造のプロセスも、創世記... 続きをみる
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いやあ、この正月も仕事三昧でした。 元日礼拝後、3日間で説教を4本準備したもんね。 貯金はできる時にやっとかないと、すぐに追いつかれるからね。 なにせ、週に3回新しい説教を、毎週だから。 葬式でも入ろうものなら、あっという間になくなるから。 葬式と言えば、去年の9月から12月まで4か月連続で亡くな... 続きをみる
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心が神に向いている(心の中にいつも神への思いがある)人は幸いだと言う(5節)。その人は、たとえ涙の谷を過ぎる時も、そこを泉の湧く所とする(6節)。これは詩篇23:4~5に通じる。その結論は「いつまでも主の家に住まおう」であるし、84篇も「主の家に住む幸い」を歌う(1~4節)のである。「主の家に住... 続きをみる
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元日礼拝が終わって、ここからが正月の始まり。 正月はやっぱり、漫才ですよね。 主の年2020、おめでとうございます。
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大晦日は、やっぱり格闘技ですよね。 どうぞ良いお年を。
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イスラエルを敵が包囲している、そんな状況で神は沈黙を続けている。何故、神は動いて下さらないのか。この問題は、遠藤周作の小説よりはるか以前、旧約時代の昔から存在していたのだ。 歴史の事実として神は、いつも、毎回、全ての事に一つ一つ、細かく、介入する訳ではない。ステパノをはじめ、使徒達、多くの弟子... 続きをみる
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7日間で合計13回、エリコの城の周りを回ると城壁が崩れた。この出来事から「13回回れば神のものとする事が出来る」と「祈りの歩行」なるものがいつ頃からか流行し始めた。勿論、祈って歩く事が悪いとは言わないが、これを真似したからって海の水まで奇麗になるなどとはにわかには信じられない。そもそも、7日間回... 続きをみる
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原告番号1 金本友孝 この弁論は、私たち避難者の被害について述べるものですが、最後の弁論として強調したいのは、その金額ではありません。経済的損失などは言うまでもないことですが――あえて言えば、収入がゼロになるなど非常に大きな損害があります。けれども、それよりもっと深刻な、生きるために最も必要な「... 続きをみる
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今晩急遽、逝去の連絡が入りました。24時間以上置いてからの葬儀〜火葬となりますが、月曜は「福島原発事故被害救済九州訴訟」の結審の日で、原告団長として最終弁論をしなければならず、火曜も外せない予定があり、そうすると可能なのは日曜のクリスマス礼拝の後、午後からとならざるを得ないので、、、。うわあ 9月... 続きをみる
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キリスト教国と思われているアメリカでは、ずいぶん前から「メリークリスマス」という挨拶をやめようという「脱キリスト教」の動きが起きている。ほかにも、学校に聖書を持ってきてはいけないと決められたり、その動きは止まらない。それは、多民族国家ゆえに、宗教も多様で、一つの価値観を全員に押し付ける事が出来なく... 続きをみる
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これを作曲したのは1992年。録音したのは2001年。 あれは2002年だったか、関西の教会に特伝で招かれて、これを歌ったら、 「ええ歌でんなあ、CDないんでっか?」という方がいらっしゃって、 これをカセットテープ(!)にダビングして送ってあげたら、 「家宝にします」との礼状が返ってきたという名曲... 続きをみる
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12月23日、福岡地裁にて「福島原発事故被害救済九州訴訟」結審の時を迎えます。 当日、原告団長として最終弁論をしますが、それに先だって、過去の裁判での意見陳述などを載せています。 今日のは、2015年、ある機関誌の要請に応じて書いた文章です。 以下 福島県いわき市からの避難者 金本 友孝 私は騙... 続きをみる
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1節の「神は」の次に出て来る「神」は「エール」(力ある者・権力者)という単語であり、「神々」は脚注の通り「裁く者」の事である。つまり、神はイスラエルの権力者(宗教指導者)達の不正を裁くという事だ。彼らは本来なら、弱い者・貧しい者を助けるべきなのに、「悪者共の顔を立てる」(2節)のはどうした事かと... 続きをみる
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この際ついでに、いわゆる「玄海訴訟」の第二回期日での私の意見陳述も載せておきます。 以下 玄海原発差止等請求事件 意見陳述書 平成24年9月21日 佐賀地方裁判所 民事部 御中 原告 金 本 友 孝 1.私は、昨年3月、福島第一原発事故のため、妻と、当時17歳、13歳、10歳だった3人の子どもを... 続きをみる
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比喩ではなく、現実のエピソードと、現実の被害を訴える文章になったけど、そのほうが良かったみたい。 結果、ちょっとだけ、普通の弁論に近づいたような気がするけどなあ。 23日の裁判が終わったら、この場で公開しようと思いますので、皆様のご感想を伺えればと思います。 それまで、あとしばしお待ちくだされ。
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きのう書いた記事の続きです。 いつもの、教会での説教のような弁論を……とは言え、そこはやはり、裁判での弁論なので、まずは第一稿、ダメ出し頂きました。 比喩は、説教では当たり前なんですけど、そこを変えろ、と。 う~ん、今、リアルに説教準備しなきゃいけないので、とりあえず、そっち片付けるか。
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提訴から5年。いよいよ結審を迎える。来たる12月23日だ。提訴の時は確か12月24日だったが、今度もまたクリスマスの年末の忙しい時期だ。 原告団長として最終弁論に臨むのだが、私は「損害論」について弁論する。通常、弁論というものは、あらかじめ作った文章を準備書面として提出して、それを皆が手元に持... 続きをみる
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なんだかんだと忙しくて、のんびり仕事する暇がないんですう。 ( ̄^ ̄)
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「あなたがこれを知らないのなら山羊を飼え」(8節)という不思議。 「あなた」(女の中で最も美しい人=神の目に高価で尊いとされた信仰者)は何を知らないのか。それは「羊飼い(キリスト)の居所」である(7節)。主の牧場はどこなのか、どこで命の水を飲ませて頂けるのかを見失っているのである。同時に、自ら... 続きをみる
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イスラエルの祭り(1~3節)は、神が定めた(4節)。それは出エジプト(神の救いの御業)の証しの為であり、それを忘れないようにする(記念の)為なのだが、詩人は「知らなかった」と言う(5節)。新共同訳では「思いがけない言葉を聞いた」となっている。その言葉とは、6~10節の「出エジプトについての主の言... 続きをみる
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例によって、イスラエルは苦難の中にあり、詩人は「主よ、いつまで助けてくれないのですか」と訴える。そして14節から「主よ、どうか赦して」と求めるのだが、ポイントは17節「神の右の手の人」とは誰かだ。新共同訳では「神の右に立つ人」だが、その人は「神の為に強くされた人」でもある。その人に神の御手、すな... 続きをみる
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「主よ、いつまでですか」という訴えは、私達の中にも時として起きうる。例えば、家族の救いの時、問題の解決の時が来るのはいつなのか……というように。そしてそれは神に期待するが故の訴えだ。だが詩人は「神がいつまでも妬んでいる」と神を責めるかのように言う。 確かに普通「妬み」は、妬む側の一方的な問題だ... 続きをみる
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「たとえ話、昔からの謎を語ろう」(2節)と、詩人の意図は明瞭だ。そして、それを先祖代々語り告げるようにと神が定めたというのである(3~5節)。その目的は「のちの世代の者が神を恐れるようになる為」である(6~8節)。結論は明らかだ。「神を恐れよ」である。 尤もである。「それが人間にとって全てであ... 続きをみる
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雅歌とは、歌の中で最も優れた歌という事だが、何がそんなに良いのか。一読すると単なる恋文のように思える。視点もコロコロ変わるし、意味不明な文もある。これ位なら簡単に書けると言う詩人もいるかもしれない。しかし、雅歌の素晴らしさは技巧的な良し悪しにあるのではない。誰に対するどの様な愛を歌っているのかが... 続きをみる
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モーセは「絶対忘れないように」と念を押して教えた。そして、これが「一番大切な戒め」だと主は言われた。それ程に大切だという事は、それ程に実行が難しいという事でもあると言える。何故なら、放って置いても自然に出来る事ならわざわざ戒める必要が無いし、大事な事に限って、無理にでもさせなきゃやろうとしない、... 続きをみる
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モーセは詩篇90で「人の齢はせいぜい80年」と言っているのに、何故か「モーセの様に自分も80から」と信じ込む人がいる。確かにイザヤも「主を待ち望む者は新しく力を得る。疲れない」と、老化を否定するような事を言っているが、「新しい力」とは何なのかが問題だ。 「旧約は影(シルエット)で、新約はその実... 続きをみる
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イスラエルが望まなかったもの、それは「立ち返って静かにする事」だ。「そうすれば救われる」と神が仰せられるというのに、である。「立ち返って静かに…」は難しい事なのだろうか。具体的には「立ち返って」は「悔い改めて」である。問題は次の「静かにすれば」だが、悔い改めたクリスチャンでも「騒がしい」人は地獄... 続きをみる
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終末的メシア預言であるイザヤ書は、神と人との関係の回復を教えるものである。神との関係の回復…その為には人間の罪を処分する事が必要だ。ゆえに神は民の悪を裁かなければならない。その様な文脈の中で語られているのがこの箇所であり、その為にイスラエルを裁くというのが18節だ。それを見て、イスラエルを攻撃し... 続きをみる
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終わりの日には、多くの異邦人が御言葉を求めてエルサレムに来て平和に暮らすという。同じ事がイザヤ2:2~4にも預言されているのだから間違いなくこれは「世の終わりの大リバイバルの預言」だとする向きもある。それでは続くミカ4:5に『まことに、すべての国々の民は、おのおの自分の神の名によって歩む』とある... 続きをみる
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主はナザレで安息日に礼拝の中でこのイザヤ書を朗読し「今日、この御言葉が実現した」(ルカ4:21)と言われた。メシア預言の成就である。そして主は、そこに記された通り、福音を伝え、癒し、人々を罪と死から解放し自由を与えられた。それが救い主の使命だからだ。 使命と言えば十字架だが、その直接的な預言は... 続きをみる
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心に響く、それ故に愛される、それが詩篇だ。が、この1~3節はどうだろう。「苦難の日に神に祈りの手を上げた」……それはいい。しかし「私の魂は慰めを拒んだ」とはどういう事か。神が拒んだならまだしも(例えば、パウロの求める癒しに神は応えなかった。それは神の主権だから仕方ないが)、自分で求めておいて自分... 続きをみる
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イスラエルをエジプトから解放させよ、との重責を受けたモーセ。それ程に神に信頼されていたのだなと思うが、彼は遠回しに断り続ける。神は怒り、モーセを殺そうとさえする。モーセの何がいけなかったのか。それは、神が「私がする」と言うのに、モーセが「無理」と決め付けた事である。確かに、モーセ自身にはエジプト... 続きをみる
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少年サムエルは主の宮で仕えていたのに、自分を呼ぶ主の声に気付かなかった。それは「まだ主を知らなかったから」だという。どういう事か。それは例えば、クリスチャンも「イエスが主である」事を知っている。主が「休ませてあげる」と言われた事も。しかし、主の元(教会)で重荷を降ろす事が出来ていない(疲れ果てて... 続きをみる
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帰宅。 写真は、オバマ元大統領も来た? らしい小浜。 次の日曜にはローマ法王も来るってんで、マイカー規制を促し中だった。 帰省する人は、かえって困るね。
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いつもそうですが、急きょ、葬儀が入りました。 しかも今回は遠方なので、2~3日、更新が滞ります。